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Toeic150点からビジネスレベルの英語力を獲得した勉強法をまとめてみた

  私が本格的に英語の勉強をスタートしたのは25歳時だ。タイトルにも示した通り、当時の私の英語力は最低レベルだった。4択のTOEICテスト(990点満点)で200点にも満たないレベルを考えていただければその実力を理解していただけるだろう。

そんな状態でありながら無謀にも私は「海外で働きたい!」という夢を持っていた。しかもその当時の私は海外に行ったこともなく、パスポートすら持っていない状況だ。そんな状況の中からスタートした私でも、今は海外に出て英語でビジネスを行っている。 

この道の途中で私自身、何度も壁にぶち当たってきた。正直今でもわからない単語はたくさんあるし、ネイティブの言い回しが理解できないこともしょっちゅうだ。しかし大の苦手だった英語を克服し、今では英語が大好きになった。そして今とても充実している。英語力で得られる利点は人それぞれであるが、あなたの人生にとってもきっとプラスになると確信している。

今回は私が英語学習のプロセスで学んできたことを、ぜひシェアして行きたい。

 

 

1:英語を話せることで得られる利点は?

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 まずは英語力で得られる利点を私の視点からお伝えしたい。先ほども話したように、この利点は人によって異なる。しかしここであなたなりの利点を明確に意識しておくことで、ゆくゆくはそれがあなたの目的になり英語学習における確固たる礎になることを理解してほしい。

 

1−1:日本を俯瞰して見られる

日本でもグローバル化や多様性という言葉が一般的になり久しいが、日本社会は未だに閉ざされた世界だ。日本国内で母国語だけで生活しているとこの差は見えにくい。なぜなら比較対象がないからだ。試行錯誤しながら英語力を得ていく過程であなたは多面的なものの見方を手にいれ、物事を俯瞰して見られるようになる。

 

あるインタビューで日本の会社で働くアメリカ人の女性がこんなことを言っていた。

「いくら流暢な日本語を話し、完璧な日本語で読み書きが出来たとしても何かそこに壁がある。受け入れられている感じがしない。」

私たちの思考が日本の内側にあり続ける限り、その違いを理解することはできない。このような日本社会が抱える閉塞感を打破するためにもあなたの視点が必要だ。

 

1−2:視野、世界が広がる

英語力を得たあなたの情報源は日本語のみならず世界中の情報をダイレクトに受け取れるようになる。この差は非常に大きい。いかに情報が歪めら、アレンジされて日本の社会に溶け込んでいることにも気がつくだろう。世界の情報やサービスが日本に入ってくる時間的ギャップも英語力を得たあなたならば軽々飛び越えられる。

 

1−3:チャンス(選択肢)が広がる

英語力を獲得したあなたのステージは日本だけではない。北米、欧州、東南アジアをはじめとする世界中があなたの人生のステージになる。また世界には7万拠点以上の日系企業が存在する。日本人として日本の商環境を理解できる人材は海外でも非常に重宝される。

 

 

2:なぜ英語力が必要なのか?

あなたにとってなぜ英語力が必要なのかを必ず明確にしておこう。

「ビジネスで役に立てたい。」

「旅行で現地の人と会話をしたい。」

「英語が話せるとかっこいい。」

 

理由は様々だ。この英語力が必要な目的を明確にすることが一番大切だ。なぜなら英語力を得るためにもっとも重要なことは「続けること」だからだ。この「続けること」に対する確固たる理由が目的だ。その目的が「続けること」をいとも簡単に諦めてしまうものならば、再考する必要があるだろう。

英語学習をスタートする前にこの「続ける」ためのマインドセットをぜひ念頭に起き、諦めない考え方を身につけて欲しい。

 

2−1:私の目的は「海外で働きたい」それだけだった

私が英語学習をスタートした目的は、「海外で働きたい」それだけだった。当時の私は海外で働くために英語力は必要不可欠なものだと思っていた。事実、英語力は必要だ。しかしどのレベルの英語力が必要かはあなたの目指す分野によって異なる。

 

例えばあなたが何かの分野で突き抜けたものを持っていれば、さほど英語力がなくとも実力社会の世界では戦っていける場合もある。現地に入ってからのたゆまぬ努力が必要ではあるが、英語力ではなく実力で勝負できる世界があることも事実だ。

 

あなたにとってなぜ英語力が必要なのか、ぜひ一度立ち止まってゆっくりと考えて欲しい。 そしてその目的を達成するために絶対に「続けること」を宣言して欲しい。

 

 

3:英語力+α(プラスアルファ)とは?

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これも「続けること」と同じくらい大切な要素だ。英語力と同時に、自分の専門性としての+α(プラスアルファ)に磨きをかけて欲しい。なぜなら英語はツールにすぎないからだ。英語は相手と意思の疎通をはかったり、自分の思いを伝えるための道具だ。あなたが努力の結果、十分な英語力を手にいれたとする。しかしあなたに具体的な専門性がなければ、あなたはただの英語を話せる人にすぎない。

英語が話せる人など世界にごまんといる。そこで+α(プラスアルファ)専門性があなたに希少性を与える。そこに日本語という要素が生きる世界があればあなたに敵はいなくなる。

 

英語力+α(プラスアルファ)を意識することであなたのブルーオーシャンをぜひ見つけて欲しい。

 

 

4:話すことに徹底的にこだわる勉強法

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 私の学習法は話すことに徹底的にこだわった。とにかく話すことに集中した。もちろん文章の構造を理解するために文法を学ぶことも重要だ。しかしTOEICで800点以上取れている人間がまともに話せていない事実を見て、必要以上に文法やTOEICの勉強をすることはやめた。

事実私は日本語を流暢に話すことはできる。しかし日本語の文法構造は全くと言っていいほど理解していない。

 

4−1:シャドーイング

基本的な英語の文章構造を理解し簡単な自己紹介ができるようになった後は、日常的に使われるフレーズを丸暗記する勢いで徹底的にシャドーイングしていった。シャドーイングとはネイティブスピーカーが話した後に同じフレーズを復唱することだ。音を聞いて即座に発音することで以下のような効果がある。

 

・英語特有のリズムとイントネーションを理解することができる

リエゾン(単語同士の繋がり)を強制的に発音になじませる

・話すスピードや息継ぎのタイミングを理解することができる

・純粋に発音自体が綺麗になる

 

慣れるまでは自分の口からネイティブっぽい英語が発声されることに恥ずかしさを感じるだろう。だがこれを続けることで、英語を話す自分に違和感がなくなる。さらに私の場合は必要以上に発音にこだわらなかった。日本語にない【R】【TH】などの発音に関しては舌の位置や息のはき方を勉強したがそれ以外は特に何も勉強していない。しかし、ネイティブの友人からは発音が聞き取り易いと褒められることがよくある。シャドーイングのプロセスの中で日本語的な発声方法が矯正され、英語らしいの発声方法を無理なく習得できた結果である。

純粋に音を聞き、ありのまま発音する訓練が如何に重要か理解できるだろう。

 

4−2:フレーズ丸暗記法

英会話はフレーズのキャッチボールだ。いかに適切なフレーズをテンポよくリズミカルに展開していけるかによってきまる。フレーズ丸暗記法ではフレーズを意味とともに徹底的にシャドーイングしていく。フレーズが丸暗記できるくらいまで徹底的にやりこむ。

 

例えば、こんなフレーズ。

 

How long does it take?

 

「どのくらいかかる?」と主に時間や程度を尋ねるフレーズだが、一つ一つ区切って理解することはナンセンスだ。

「How long does it take?」で一つのまとまったフレーズとして理解し、発音する時も「How long does it take?」で一つのまとまりとしてアウトプットする。一つのフレーズに対してインプット(暗記)とアウトプット(発声)を徹底的にやり込んでいく。英会話のフレーズは無限大にあるので日常的に使われるものを選んでいくと良いだろう。

 

自分の中に使いこなせるフレーズが少しずず増えていくと、フレーズの中のそれぞれの単語がどのように機能しているのかがセンテンスの中で理解できるようになってくる。自然と文法が理解できていくイメージだ。

 

「How much does it cost?」(いくらかかりますか?)

「How far is it?」(どのくらいの距離ですか?)

 

たとえば上記のフレーズ。「How」は両方のフレーズに使われていて、いつも程度を尋ねる時に使われているな。「It」は動詞の後に続いて主語的につかわてれいるようだな。など、フレーズで理解することでそれぞれの単語の役割も理解できるようになる。今までやみくもに走っていた道が繋がり、大きなマップが頭の中で完成するようなイメージだ。

 

フレーズ丸暗記 おすすめ教材1

日常的なフレーズが網羅されている。短く簡単なフレーズばかりなので初心者の方にも始めやすい。

 

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フレーズ丸暗記 おすすめ教材2

 英作文の分野では非常に有名な本。フレーズとしては少し長く感じる部分もあるが、これを網羅できれば、基本的な会話に困ることはないだろう。

 

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5:まとめ

私が実際にたどってきたプロセスはこんなにも体系化されていない。とてつもない寄り道もしたし、やめたくなるような時も何度もあった。しかし私が次に新しい語学を習得する際にはこのプロセスを歩むだろうと自信を持って言える。語学の習得には時間がかかる。早急な結果を求めずに忍耐強く続けることも時には必要だ。誰もができることを、誰もができない境地まで徹底的にやりこむことで道は開けてくる。語学習得はそんな人生にも似たおもむきを私たちの生活にもたらせてくれる。